Google ChromeでMicrosoft Visual C++ Runtimeのエラー

今日Google Chrome(OS: Windows 7 Pro 64bit)をv15からv16にアップデートをしたのですが、アップデート後に起動すると、いつぞやも発生したこのエラーメッセージがまたもや出現。

起動後2回表示され、以降は出なくなるのですが、一旦終了させてしまうと起動時にまた出てくるので非常にうっとうしいメッセージウィンドウです。前回出た時はプロファイルフォルダをクリーンにしてから拡張機能をインストールしなおして解決したのですが、メジャーアップデートするたびに出るのはChrome本体がどうこうじゃないような気がしたので、ちょいと調べてみました。

結果から書くと、1Password for Windowsの拡張機能が原因でした。今日の流れとして、最初に1Password for Windowsをアップデート。アップデート内容はGoogle Chrome用Extensionのアップデートのみでした。次にChromeをアップデートしてChromeの再起動。そして再起動後にエラーメッセージが表示という流れでした。

解決手順は、

  1. Chromeのオプション-拡張機能から1Password for Windowsを削除。Chromeを終了。
  2. 再び起動。この時1Password for Windowsの新しい拡張機能のアップデートがあるからと表示され、ダウンロードページが表示される。
  3. ダウンロードページにあるWindows版Google Chromeの拡張機能をダウンロード、インストール。
  4. 再びChromeを起動。
  5. めでたくエラーメッセージは表示されなくなる。 1Password for Windowsの拡張機能は正常に動作。

と、こんな流れでした。もしかしたら今回に限っては先にChromeをアップデートしてから1Password for Windowsのアップデートをした方が良かったかも知れません。この手順だとエラーメッセージは表示しなかったかも。

と、話は変わって、今回のWindows版Google Chrome用1Password for Windows拡張機能のアップデートによって、表示されるミニパネルが多機能になりました。簡単ですがスクショで紹介します。

●少しコンパクトになったミニパネル(ロック状態)。

●左にあるアイコンは、上からLogins-Credit Cards-Identities-Password Generator-Settingsとなっいます。以前まではミニパネル上になかったはずです。

●Settings画面。ここから本体プログラムの起動、またセキュリティ・ログインそれぞれの設定も可能になりました。

元々Mac用として開発されていたソフトウェアなのでMac版の方が当然長けていますが、Windows版として公開された当初のしょぼい機能しかない 1Password for Windows が、今ではMac版に負けず劣らずの機能を持つようになってきました。自分が必要とする機能はほぼ実装してくれたので、非常に満足しています。

話を戻して...もしChromeのアプデートをして同様のエラーがでて、かつ1Password for Windowsの拡張機能をインストールしている時は、一度拡張機能を削除してみるのも対処法の1つとして覚えておけばいいかも知れません。